研究内容紹介

電波に対する
リスク認知に関する疫学研究

1. GOLIAT国際研究(一般の皆様対象)

 GOLIAT国際研究は、Horizon Europe(EUの研究開発支援プログラム)の一つで、研究代表組織(Barcelona Institute for Global Health;IsGlobal、スペイン)によりEUとイギリスの11か国で2022年に開始されました。日本からは、2023年より総務省委託研究「電波の安全性に関する調査及び評価技術」(JPMI10001) 「電波に関する持続可能なリスクコミュニケーションの方法論の確立」の一環として静岡社会健康医学大学院大学が、電波のリスクコミュニケーションの分科会に2023年9月より参画しています。

 GOLIAT国際研究では、科学的根拠に基づくリスクコミュニケーションの基礎となる疫学研究として、少数のインタビュー調査による概念の抽出と大規模パネル調査によるリスク認知の定量化を行う、メンタルモデルアプローチを採用しており、日本からもデータを提供します。GOLIAT国際研究の解析は、ウィーン大学(オーストリア)と、エクスター大学(英国)さらに、社会文化的背景が異なる国について、5Gのリスク認知がどのように異なるか国際比較を予定しています。海外へ提供するデータは個人情報を含まない、英語に変換したデータで個人を同定することはありません。

・GOLIAT国際研究のインタビュー調査に参加される方:
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・GOLIAT国際研究のパネル調査に参加される方:
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2. 日本研究(ご妊娠中の方対象)

 国際研究と同じくメンタルモデルアプローチを用いて、日本人妊婦に対するリスク認知の日本主導の疫学研究も行っています。まず、少人数のインタビュー調査によって、高周波電磁界、特に5Gの健康への影響に関する専門家と一般市民の認識のギャップ明らかにします。さらに同定されたギャップについて、日本人1000人に対して商用パネル調査を行い、リスク認知の個々の要素について半定量的に同定します。本研究の成果は本学で解析され、我が国の電波のリスクコミュニケーションツール作成のための科学的根拠として活用いたします。

・日本研究のインタビュー調査に参加される方:
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・日本研究のパネル調査に参加される方:
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3. 電波に関する持続可能なリスクコミュニケーション(試行運用中)

 本研究では、市民の皆様からの電波に関する質問に適切に回答するAIロボットチャットの開発も行っております。皆様とのやりとりを解析して、皆様のニーズに答えるQ&Aを公開する基礎資料を作成する計画ですので、電波に関する疑問を投入してみてください。このHPの使い方に関する質問も受け付けています。

電波などに関する質問はこちら

4. 用語の説明(準備中)

5. 相談体制と窓口

【本研究事業の内容に関する相談】
静岡社会健康医学大学院大学 疫学事務局
〒420-8527
静岡市葵区北安東 4-27-2
電話:054-295-5400

【静岡社会健康医学⼤学院⼤学の相談窓⼝】
静岡社会健康医学大学院大学教務課研究支援室
電話:054-295-5401